音楽とファッションがデザインに与える影響とは?
- ryoji shibahara

- 9月5日
- 読了時間: 3分

デザインは、感性とマーケティングをつなぐ翻訳機だ。
デザインは、机の上で考えるものじゃない。
ライブ会場の熱気や、MARNIの服を着て街を歩くときの高揚感。
そういう“生の感覚”から始まって、最後には企業の数字を変える。
デザインは、感性とマーケティングの翻訳機だ。
ただ、企業にとって、デザインは課題解決の手段です。集客、採用、認知拡大。数字や行動に結びつかないデザインは意味を持たない。
では、なぜ僕は音楽やファッションからインスピレーションを受け続けているのか。それは感性が“遊び”ではなく、人間を動かす最も根源的な要素だからです。
没入は「選ばれる理由」になる
Underworldを聴いていると、同じリズムの繰り返しなのに、
気づけば世界に没入している。これは人間の脳の「共鳴」の仕組みに近い。
デザインも同じです。お店の看板でも、採用パンフレットでも、
見た人が「なんとなく心地よくて、そこに居たい」と感じれば、
それが選ばれる理由になる。
👉 没入は、マーケティングの「差別化」を超えて、人間の「習慣化」に変わっていく。
ゆらぎは「安心感」になる
SUPERCARの音には、透明さの中にかすかなノイズがある。
完璧に磨かれていないからこそ、人は安心する。
ブランドも同じ。あまりに完璧な会社には近づきにくい。
少しのゆらぎや人間味があることで「ここなら話せる」と感じてもらえる。
👉 ゆらぎは、マーケティングで言う「心理的ハードル」を下げる力になる。
直球は「行動の起点」になる
UVERworldの音楽は、真っ直ぐで熱量がある。言葉を選ばず、胸に突き刺してくる。
デザインでも同じ。長い説明では人は動かない。「今すぐ相談無料」「最短即日」——そんな直球の言葉が、人を動かす最初の引き金になる。
👉 直球は、マーケティングにおける「行動変容のスイッチ」。
自由さは「差別化戦略」になる
MARNIの服は、自由で大胆で、でもどこか上品さが残っている。
そのバランス感覚は、ブランディングに直結する。
同じ市場で堅いデザインばかりの中、
MARNI的な“自由と遊び”を取り入れると、
それは強烈な差別化になる。顧客の心に「他とは違う」という印象を残す。
👉 自由さは、マーケティングで言う「ポジショニング戦略」の核心になる。
感性とマーケティングは同じ地平にある
音楽やファッションは、感情を動かす装置。マーケティングは、人を行動に移させる装置。
両者をつなぐものが、デザインです。感性で受け取ったものを、課題解決という文脈に翻訳する。
それが、僕が考える「デザインの仕事」です。
まとめ|デザインは翻訳だ
Underworldの没入。
SUPERCARのゆらぎ。
UVERworldの直球。
MARNIの自由。
そのすべては、僕の感性を耕してくれるもの。
でも、それだけで終わらせてはいけない。
感性は、企業の課題を解決するマーケティングの言葉に翻訳されてこそ意味を持つ。
そして、その翻訳を担うのがデザインです。
PHAMZ DESIGN STOREのこと
僕たち PHAMZ DESIGN STORE は、豊田市・愛知を拠点に活動するデザイン会社です。
音楽やファッションから得た感性を、集客・採用・認知といった企業の課題に翻訳し、成果につなげる。
感性 × マーケティング。その両輪で、企業の未来を支えるブランディングを行っています。





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